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list 伝説のマグナキッドまとめ このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 伝説のマグナキッドまとめ

239: いやあ名無しってほんとにいいもんですね 2013/05/08(水) 20:21:24.20
72 名前:774RR[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 08:01:43 ID:FuzF8j7u
日曜の朝、都内某所
バイク愛好家たちが集まる小さなサイトのツーリングオフが開かれようとしていた
集合時間10分前、既に来ているメンバーは7人
その輪の中へ、俺は愛車のマグナ50で乗り付けた
「おはよう!マグナキッドです!今日はよろしく!」
元気よく自己紹介する
「…あ、おはようございます」
「マグナキッドさんって高校生なんですよね?若いですね…」
なぜか皆の視線が泳いでいる
「遅くなってスイマセ~ン!」
ZZR1400に乗ったオッサンが大きな声を出しながらやってきた
「幹事のカワサキオヤジです。今日は皆さんよろしくお願いします」
この人が今回のオフの主催者であり、サイトの管理人でもあるカワサキオヤジさんだ
「あ、どうも!マグナキッドっす。よろしく」
俺が挨拶をすると、カワサキオヤジは眉間にシワをよせて、俺とマグナをジロジロと見てきた
「え~っと…マグナキッド君だっけ?君さぁ、今日どこに行くか知ってる?」
「え…?富士山を見ながらそば食うオフっすよね?」
「うん。で、君のバイク…それ原付だよね?」
何が言いたいのかわからない。愛車を原付呼ばわりされてイラっときた俺は言った
「何が言いたいんスか?」
「高速道路に乗るんだけど…原付じゃ乗れないよね?」
「…大丈夫っスよ!ブン回せば皆さんに迷惑かけないくらいのスピードは出ますし」
爆笑の渦が起こった。そしてカワサキオヤジは苦笑いしながら言った
「原付は高速道路を走っちゃダメなんだよ。それにそのスピードメーター見てごらん」
視線を落とす。そこには60km/hが限界のメーターがあった
「高速道路は80~100km/hくらいで流れてるからね。君の原付じゃついて来れないよ(苦笑」
俺は泣きながら家に帰ると、そのまま枕を濡らして眠ってしまった


240: いやあ名無しってほんとにいいもんですね 2013/05/08(水) 20:25:49.67
73 名前:774RR[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 08:03:07 ID:FuzF8j7u
俺はあれからほぼ毎晩のように、あの日の悪夢にうなされている
時計を見ると、午前0時をちょっと過ぎたころだった
冷たい水で顔を洗うと、ベッドに腰掛けてため息をつく
「俺のマグナ…50ccだけど…本当に遅いのか?」
夢に出てくるZZR1400に乗ったあのオヤジは、いつも俺のマグナ50をバカにしやがる
だがどうしても俺にはマグナ50が遅いバイクだとは思えなかった

『マグナが速いってことを証明してやる!』
そう決めた俺は、着替えてヘルメットとキーを持つと
家族が起きないように静かに家を出た
相棒に跨ると、あの場所を目指して走り出す
マグナ50の実力を試す場所、俺とマグナ50の魂が一つの壁に挑戦する場所、高速道路へと…

ウインカーを点滅させ、インターチェンジへと進入していく
もちろん原付は高速道路に乗ってはいけないという法律を知らないわけじゃない
だけどこれは、俺とマグナ50の挑戦なんだ
もう戻ることなんかできない
発券機から券を抜き取ると、スロットルを全開にして走り出す
「行くぜ!マグナ50の実力を証明してやる!」

初めて走る高速道路
だが親父の車で何度も来ているので、どういう場所かは理解している
メーターの針はまもなく60km/hを指そうとしている
しかしトラックや車に次々と追い越されていく
やっぱりマグナ50は遅いのか…いや、違う!まだ実力は発揮されていない
「まだだ!マグナ50はこんなもんじゃない!」


241: いやあ名無しってほんとにいいもんですね 2013/05/08(水) 20:31:22.91
74 名前:774RR[sage] 投稿日:2009/09/21(月) 08:04:38 ID:FuzF8j7u
前傾姿勢になると、前方を走る軽自動車を睨みつける
行ける!追いつける!追い越せる!
ここからは一瞬が勝負の世界だ
右のミラーを見て、後方からの車がないことを確認する
右のウインカーを出す、そして目視
素早く車線を変更すると、3速に落としてエンジンのパワーを開放する
「行っけぇぇぇぇぇ!!!!!!」
再び4速!並んだ!そして抜いた!
マグナ50が軽自動車に勝利した瞬間だった
軽自動車の排気量は660ccある
CBR600RRよりも上だということだ
その軽自動車に勝ったということはつまり
マグナ50は、CBR600RRよりも速いということになる
激しいバトルを終えた俺は
この先2kmにあるサービスエリアの看板を見つける
「少し休もうかマグナ50…」
夜のサービスエリアは静寂に包まれていて
戦士が休息を取るには最適な場所だった
熱々のうどんを頬張っていると、誰かが俺の肩を叩いた
振り返ると警察官が二人、俺を見下して立っていた
「あっちに停めてある原付は君のか?」
「…原付というか、マグナ50っスけど…」
「ちょっと来い!」
食べかけのうどんを残し、俺はパトカーのほうへと連行された
午前6時、連絡を受けた親父が警察署まで迎えに来た
そして殴られた


255: いやあ名無しってほんとにいいもんですね 2013/05/09(木) 18:51:16.41
30年もバイク屋やってると、色んな客と出会うんだが 今でも印象に残ってるのは、マグナ50を買った高校生の少年だね
あれはマグナ50が発売された頃だったかな うちの店にもマグナ50を置いたんだよ
ハーレーやリッターマシンに乗ってるような大人たちは 見向きもしなかったんだけど、その少年だけは毎日、店の前からマグナ50を見てたんだ
雨の日も雷の日も、熱心に通ってるもんだから、声をかけたんだ
「いらっしゃい。マグナ50が気に入ったのかい?」
少年は一瞬驚いたような顔をしたけど、照れくさそうに笑って言った
「はい。マグナ50って原付なのにかっこいいから」
「跨ってみるかい?」
「いいんですか?」
「もちろんさ」
マグナ50に跨った少年の手は微かに震えていて「うわぁ…かっこいい!すげぇ~!」
って感動してやがんだよ。
その姿を見てると、俺も初めてバイクに跨ったときはこうだったな… なんて思い出しちゃってさ(笑)
「バイトして買います!」そう俺に宣言してからも、少年は毎日マグナ50を見に来てたな
バイトの帰りだとかで、閉店10分前に来るのが日課になってた
そんな少年に心打たれたのかな、ある日、マグナ50を店の前から移動させたんだ
その日も、少年はバイト帰りにマグナ50を見に来たんだけど 昨日まであった場所にないもんだから、えらくオロオロしてた。
そんな少年に声をかけた
「こっちに来な」店の奥に案内すると、そこにあるマグナ50の姿を見て、少年はホッとした様子だった
「こいつはお前に売るって決めたぜ  だからお前が迎えに来るまでは、売らずに置いておくからな」
『売約済!跨らないでね!』の貼り紙を見た少年の目はウルウルしてたよ
それから半年後くらいかな ついに少年が、マグナ50を手に入れる日が来たんだ
いざエンジンをかけて、跨ろうってときに、少年が泣いちまってさ
そのとき店にいた常連たちも、みんな立ち上がって拍手してた
マグナ50に乗って帰っていく少年の背中は、ちょっと大きくなった感じがしたよ
それから1ヵ月後くらいだったかな
少年がマグナ50に乗って、店に来たんだ
愛車の調子はどうだい?今日はオイル交換か?」
そう尋ねる俺に、少年は申し訳なさそうにこう言ったよ
「マグナ50って糞バイクですね…。買い取ってほしいんですけど、査定してもらえますか?」


284: いやあ名無しってほんとにいいもんですね 2013/05/13(月) 18:18:55.43
俺は県内有数の進学高に通っている。
月日は矢の如く通り過ぎて、 楽しかった高校生活もあと一年になる。
「もう三年か~、なんも良いこと無かったなぁ」
と思いながら俺はクラス替えをした新しい三年のクラスに入った。
俺は黒板に貼ってある座席表をみて、自分の席に座ってクラスを見回した。
俺は目を疑った。 なんと前から気になっていたあの子がいた!!
廊下で見かけてから気になっていたのあの子だ
ヘタレの俺には声をかけるチャンスなんかないと思っていたのだが・・・
人生なにが起こるかわからないな
俺はこれからどうやって仲良くなるかを 妄想しつつNS-1で飛ばして帰った。
途中でモンキーに抜かれたが今の俺には気にならなかった

俺はNS-1に乗っている。原付だけど速いし、峠では最強だと思う。
事実峠ではスクーターをバンバン抜かせるし、どんなコーナーだって俺が一番上手い。
俺はこの峠の主なんだ。
「そろそろ行くか・・・」
バトルスーツに着替え、俺は走り出した。

峠の頂上に辿り着くと、そこにはマグナ50に乗った男がいた。
マグナの男はこちらに気づき、近寄ってきた。
「いつもここで走ってるの?」
「ああ。俺はここの主だ。」
「俺のマグナと勝負しないか。CBR600RRよりも速いぜ」
俺はこの発言に何かひっかかるものを感じていた。
「いいだろう。麓のうどん屋がゴールだ。」
「あの夕日が山に隠れたら、バトルスタートだ」
うなるN1のエンジン。一方、マグナは重低音を奏でていた。
ここには俺たちしかいない。これは命がけのバトルだ。
「負けた方がうどんをおごる。それでどうだ?」
「いいだろう。」


285: いやあ名無しってほんとにいいもんですね 2013/05/13(月) 18:19:59.51
夕日が山に隠れる!
俺とN1は勢いよく飛び出した。
20、30、40・・・どんどんスピードが上がっていく後ろを見るとマグナは小さくなっていた
「いける!」
俺はこの峠を知り尽くしている。だから誰も勝てない。

しかし、それは一瞬の出来事だった。
前から来たおばちゃんトゥデイを避けたはいいが、俺はバランスを失い転倒してしまった。
「・・・」
遠のく意識。おばちゃんトゥデイは見えなくなっていた。
「おい!大丈夫か!」
男の声で気が付いた。ここは・・・?俺は死んだのか?
「おい!」
マグナの男が俺を介抱してくれていた。
俺は気を失っていただけだった。
「N1!」 N1は草むらに突っ込んで止まっていた。
フォークは曲がり、カウルは割れていた。
N1は死んでしまった。俺は泣いた。
「N1はお前を守ったんだよ」
マグナの男が言った。
「俺もいままでこいつと色々なことをした。高速を走ったりもしたんだ。こいつは俺の一生の相棒なんだ。」
高速・・・まさか!
俺は恐る恐る聞いてみた
「お前はまさか・・・ マグナキッドか?」
「そうさ。俺はマグナキッドさ。」
俺は驚愕した。あのネットで話題になったマグナキッドが実在したとは。


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引用元:淡々とコピペを張っていくスレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1367415971/239-285



【2013/06/11 12:00】 ワロタ | comment(0) |
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